2012年3月15日

Tea For Two (Bud Powell, The Genius Of Bud Powell)
ドリスデイの歌で有名になったこの曲、一見素朴に見えるその歌詞ははっきり言ってちょっと怖いものがあります。ご興味あれば訳してみると面白いと思います。さてバドパウエルですが、この穏やかな原曲を狂気に満ちたスピードとフレージングでオリジナル曲であるかのように弾き倒しています。天才と狂気は紙一重とはこの人のためにあるような表現です。

Le Tombeau de Couperin : Prelude (Paul Crossley, Ravel Complete Works For Solo Piano)
クープランの墓。ラヴェル作曲の有名曲ですが管弦楽バージョンも盛んに演奏されています。クープランというのは人名でして、フランソワ・クープランという17世紀の作曲家への敬愛をもとに作曲されたそうです。割と現代の作曲家にフランシス・プーランクという人もいて私はしょっちゅう混乱しています。ビートルズとずうとるびの関係に近いものを感じるのは私だけだと思います。
奏者のポールクロスリーはイギリス人ですがドビュッシーやラヴェルなどフランス印象派の音楽を得意とするピアニストとして有名です。

Stoptime Rag (Joshua Rifkin, Scott Joplin: Piano Rags)
ジャズはどこから生まれたのか、というのは色んな人が研究していて、有力なルーツとして挙げられるものにラグタイムがあります。ラグタイムというのは20世紀初頭にアメリカで流行したシンコペーションの効いたピアノ曲の様式のことですが、その代表的作曲家にスコットジョプリンという人がいます。人種差別が激しい時代の南部アメリカにあって黒人でありながら小さからぬ成功を収めた人ではありますが、晩年は不遇だったと伝えられています。ジョプリンの作品の中には世界的に誰もが知る有名曲もあります。ジ・エンターテイナーという曲が図抜けて有名ですね。それじゃあまりおもしろくないので今回はちょとひねった曲でお楽しみください。

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店名はバランサと読みます。吉祥寺では貴重な、エリア的にも内装的にもとても落ち着いた店ですので、ぜひお立ち寄りください。
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