2012年4月12日

デオダート特集。

Arranha Ceu (Eumir Deodato, Os Catedraticos 73)
下の曲の別名(というか原題)。裏拍ばかりで出来たテーマというのが何とも斬新。デオダートは若い頃相当な美男子として知られ、早くにアメリカ進出して大きな成功を収めた人ですが、さぞモテまくったことでしょう。今は残念なことにただのおっさんと化してますけどね。まだ存命なのでこういう言い方も変ですが、キャリアの後半はもっぱら他人のアレンジワークで活動しており、そうそうたる大ヒットの影にこの人がいたりします。当曲はプラジル時代の録音。

Skyscrapers (Eumir Deodato, Deodato 2)
上記と同曲でアメリカ進出後の録音。ドラムはかのビリーコブハム、さすがに凄い演奏です。ビリーコブハムは超が付くテクニシャンでして、ドラムというのはその奏法上、右利き左利きがあるのですがこの人はどっちも自由自在です。サイモンフィリップスなどたまにこういう人っていますがコブハムはその先駆けといえるドラマーでしょう。誰と一緒に来日したときか忘れましたが、この人は公演終了後もみんなが夜の街に繰り出す中をひとりホテルに帰り、部屋で練習してたらしいです。それも初歩的な基本練習ばかり。そういう人だけが前人未到の領域まで踏み込めるんでしょう。

Samba Do Aviao (Eumir Deodato, Inutil Paisagem)
デオダートの初リーダー作から。不思議な浮遊感のあるいい演奏です。もともと歌詞のある曲で、ブラジルの航空会社がCMソング的なものとしてカルロスジョビンに作曲を依頼したといわれています。曲中にリオデジャネイロ国際空港の名称が歌詞の一部で登場しますが、かつてのガレオン空港という名称がジョビンの死後、アントニオカルロスジョビン空港と改称されたのを受け、現在の歌手は歌詞を変更して歌っています。

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バランサ

Author:バランサ
店名はバランサと読みます。吉祥寺では貴重な、エリア的にも内装的にもとても落ち着いた店ですので、ぜひお立ち寄りください。
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