2012年4月26日

今回は2曲のご紹介。

How High The Moon (Stephane Grappelli and Stuff Smith, Violins No End)
ジャズヴァイオリン奏者は意外に少ないものでして、このステファングラッペリという人が長くその第一人者として君臨していました。古くはあのジャンゴラインハルトとの共演が有名な人です。グラッペリはもちろん素晴らしいのですが、私はこの録音のもう一人のヴァイオリニスト、スタッフスミスのほうが好みです。ヴァイオリンという音色や奏法がクラシカルな観点で確立された楽器から実に個性的な自分だけのサウンドを引き出すことに成功している人だと思うのです。クラシックヴァイオリンの世界からは全く相手にされない音でしょうが、彼は彼だけの音楽を作っています。それが音楽でなによりも重要な点だと考えています。

Minha Familia (Hermeto Pascoal, Brazilian Adventure)
ブラジルの生んだ奇才中の奇才、エルメートパスコアルです。この人は若いころから老人のような風貌ですが、それは先天的な色素障害に起因しているそうです。サックス、キーボード、アコーディオン、パーカッションを縦横無尽に操り、実にユニークな音楽世界を作り出す人なんですがこの録音に関して言えばそんなに奇抜さはありません。アメリカの超一流ジャズミュージシャンとの共演作品です。

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バランサ

Author:バランサ
店名はバランサと読みます。吉祥寺では貴重な、エリア的にも内装的にもとても落ち着いた店ですので、ぜひお立ち寄りください。
文筆のプロ選定の古書販売「本棚屋」、毎週木曜はネットラジオの公開生放送、その他月イチ程度でクラシックかジャズの企画ものライヴなど、いろんな企画を敢行しております。

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