2012年7月12日

Actual Proof (Herbie Hancock, Thrust)
マイルスを卒業した後、ハンコックは猛然とエレクトリック音楽に邁進しました。VSOPのような純ジャズも折に触れてやっていましたが70年代は完全にエレクトリックの活動期だったと言えるでしょう。この録音はポールジャクソンのベースとマイククラークのドラムのコンビネーションがえも言われぬ絶妙なフィーリングを生み出していて今でも十分通用する新しさがあります。強いて言えばファンクという感じなんですがファンクとジャズと16ビートが渾然となったフィーリングで、やっぱり何とも言いようがありません。マイククラークさんは今どうしてるんでしょうか? とても良いドラマーですがアメリカはもう次から次へと凄いドラマーが登場してきますから、そんな中でずっと存在感を発揮し続けるのは至難の業です。色んな楽器の中でドラムが最も日米差があると身を以て実感します。

String Sextet No.1 In B-Flat Major, Op.18 2.Andante ma moderato (Isaac Stern, etc., Brahms Sextets Opp.18&36)
私はフランス映画が結構好きでして古いところではジャンヌモローなんて女優さんが好きなんですが、彼女の主演作「恋人たち」でこの曲が使われていたのが私にとっての最初でした。ブラームスは交響曲、協奏曲、ピアノ曲、弦楽曲など幅広い様式にて作品を残していますが、私も全部は勿論知りませんが、曲の一部または全体を通して「これはちょっとねえ」みたいなものに出くわしたことがない気がします。個人的な感想で恐縮ですがあのベートーベンでさえも稀に「これはちょとダサくねえ?」みたいなフレーズがあったりします(交響曲第7番の最終楽章に出てくるあの、運動会の音楽みたいな部分とか)。

Forrobodó (Egberto Gismonti, ZigZag)
ブラジルの音楽巨人、エグベルトジスモンチは現在も精力的に作品を発表しつづけていますが、私はこの作品が一番好みです。エグベルトはギターもピアノも達人級ですが、このアルバムではどちらも弾いています。

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