2012年11月1日

Impressions d'enfance, pour violin et piano, op. 28 - Menetrier (Gidon Kremer, Enescu, Schulhoff & Bartók)
ジョルジュエネスクという人はとてつもなく多才な人でして、作曲家として歴史的な大家ですが他にヴァイオリン、ピアノがどちらもその時代の最高クラスの実力者だったという、考えられないほど凄い人物です。今回の奏者は私が最も尊敬するヴァイオリニスト、ギドンクレーメル。ヴァイオリニストとして当代最高峰であるだけでなく、現代の作曲家の作品を非常に積極的に演奏し世に知らしめるということを弛まずやり続けているところが何よりも偉大だと思います。その視点は所謂クラシック分野に限らず、ピアソラをリバイバルさせた張本人はこの人であるのがその証左と言えるでしょう。

Villa-Lobos: Chôros #1 For Guitar, A 161, "Tipico Brasileiro" (Julian Bream, Spanish Guitar)
ヴィラ=ロボスというのはブラジルが誇る国民的作曲家です。非常に多作な方で、世界的に有名な曲は「ブラジル風バッハ」でしょうか。今回の曲はchoroと銘打たれてますが、ショーロというのはブラジルのポピュラー音楽のいち形態を指す呼称です。ブラジルのクラシック分野の作曲家はポピュラー音楽への敬愛が強い人が他にも居て、ハダメスジナタリ(この表記はあまり発音的に正確ではありませんが困難につきご容赦ください)もそういう人ですね。

BWV1009: 1. Prelude :Suite no.3 in C major (今井信子, バッハ:無伴奏チェロ組曲)
有名なバッハ無伴奏チェロ組曲から。日本の高名なヴィオリスト、今井信子さんのヴィオラによる演奏。音域が高いのでもう一つ原曲の良さが出きらないように個人的には感じますが、ヴィオラは作品自体が少なく、一般的に有名な曲となると皆無に等しいのでこういう取り組みは非常に意義深いと思います。

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