2012年12月6日

今週も渾身の3曲。

Four Brothers (Woody Herman, Woody Herman Featuring Stan Getz)
以前ご紹介したジミージュフリーの代表曲です。4人のサックス奏者がソリでテーマを吹く大変迫力のある曲です。その時々の楽団のメンバーによりますが、この録音はある種の記念コンサートなので、ジュフリー本人のバリトンの他、テナーでアルコーン、ズートシムズ、そしてスタンゲッツという何とも凄い顔ぶれです。スタンゲッツはハーマン楽団において他にもアーリーオータムという曲の演奏が有名です。

Giant Steps (Tommy Flanagan, Giant Steps)
この曲はコルトレーン作の非常に演奏困難な一曲。ドラムには関係ありませんが、アップテンポの上に2拍ごとにコードチェンジするという音程楽器にとっては地獄のような曲です。コルトレーン本人ももちろん吹き込んでいますが、そのときのピアノが今回のトミーフラナガンだったのでした。コルトレーンは自分の曲ですからもうばっちり練習してきてフレーズも構築できていたのでいい演奏をしてますが、突然こんな曲を渡されたフラナガンはやはりというか、ぼろぼろになってしまったのでした。それがよほど無念だったのでしょう、30年近く後にやっぱりこのままじゃ死んでも死にきれない!ということでこの録音をしたのだと邪推してます。

Ladies In Mercedes (Steve Kuhn, Porgy)
スティーブキューンを好きになったきっかけの曲はこれだったように思います。何と云ってもタイトルがかっこいい。赤いちょっと小さめのSLか何かを自分で運転する、いいオンナを想像してしまいます。でも複数だからオンナ達なんでしょうねえ。それともメルセデスに乗るようなタイプのオンナ、という属性を示してるのでしょうか。ラテンリズムで軽快な曲。私の好きなアルフォスターのドラムが粋です。

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バランサ

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店名はバランサと読みます。吉祥寺では貴重な、エリア的にも内装的にもとても落ち着いた店ですので、ぜひお立ち寄りください。
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